COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2017年8月20日日曜日

第118回京都支部定例会

昨日第118回京都支部定例会を行いました。
今回は京都下鴨病院為沢一弘先生に「膝OAにおける歩行時痛の解釈」についてレクチャーしていただきました。










膝OA患者で生じる内側部痛は何が原因で生じているかを見極める必要がある、解剖学的な問題で疼痛が出現しているのか、軟部組織性のものなのかで運動療法が適応になるかが決まります。
軟部組織性の要因で疼痛が出現している場合、どの組織が痛みを拾っているのか鑑別することが重要です。今回のレクチャーの中で膝内側部痛が出現した際に鑑別する必要がある組織がいくつか挙げられていましたが、FTjtだけでもたくさんの組織があり、鑑別するためには確実に組織を触り分けれる触診技術と機能解剖学的知識が必要であると思いました。
今回の定例会で学んだことを臨床に生かしていきたいと思います。



9月は整形外科リハビリテーション学会学術集会があるため定例会はお休みです。
次回の定例会は10月28日(土)です。
團野翼先生に腰痛疾患に対する評価と治療Ⅰ「屈曲時痛の解釈と評価のポイント」についてレクチャーしていただきます。
定員は24名です、お早めにお申し込みください。

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