2018年4月開催−第124回定例会− 「スポーツ障害シリーズ〜膝関節障害①(オスグッド・分裂膝蓋骨)に対する評価のポイント」

講師:佐々木拓馬 先生(京都下鴨病院)
日時:平成30年4月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:2018年4月1日から開催2週間前まで



第4回ベーシックセミナー「股関節疾患における機能解剖学的触診と治療」

日時:平成30年7月15日 日曜日 10時開始 17時終了
会場:登録会館(京都市中京区)
定員:100名(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員・会員外ともに4000円
参加申込受付期間:2018年5月7日から定員に達し次第終了



2017年5月30日火曜日

【文献紹介】ラット膝関節の運動制限と膝蓋下脂肪体の萎縮

本日紹介させていただく文献は、ラットを用いた膝蓋下脂肪体(以下IFP)の拘縮について書かれた文献です。


ラット膝関節の運動制限と膝蓋下脂肪体の萎縮:松崎太郎ら 日本理学療法大会2011



IFPの拘縮は深屈曲可動域、伸展可動域の制限因子となり、TKAの際には切除する場合もあります。しかし、IFP切除による膝蓋腱の変性や短縮、疼痛の出現など、デメリットも報告されています。そこで、今回はIFPの拘縮に着目してみました。

以前、IFPは関節固定にて脂肪細胞面積が減少するという文献紹介がありましたが、今回紹介する文献は9週齢のラットを5群(対照群、関節固定群、固定+運動群、脱神経群、脱神経+固定群)に分けたのち、2週間後のIFPを顕微鏡にて観察しています。

それぞれの群のIFPの面積をみていくと、固定群、固定+運動群、脱神経+固定群で面積が減少していたという結果であり、固定によって脂肪細胞が減少しました。

このことから、IFPは関節運動に関与することが考えられ、早期運動療法がIFPの拘縮予防につながることが予測できると思います。鏡視下手術やTKA術後の患者さんではIFPに侵襲が加わるため拘縮が生じやすく、侵害受容器が豊富なIFPでは疼痛が伴うと考えられるため、術後早期は炎症管理を徹底し、IFPが拘縮する2週間以内に可動性を獲得していく必要性を改めて感じました。

投稿者:鷲見 有香

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