2017年11月開催−第121回定例会− 「腰痛⑵ 伸展時痛の解釈と評価のポイント」

講師:為沢 一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年11月25日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:11月1日から開催2週間前まで



第6回関西支部合同全国研修会「足関節周囲の機能解剖学的触診と治療」

日時:平成30年2月24日 土曜日・25日 日曜日
会場:尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
定員:100名(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員23,000円、会員外25,000円
参加申込受付期間:平成29年11月1日から定員になり次第終了



2017年4月17日月曜日

【文献紹介】ラット膝関節拘縮モデルにおける膝蓋下脂肪体の病理学的変化

膝関節拘縮についての文献を読んでいく中で興味深い文献をみつけたので紹介させていただきます。
本日紹介させていただく文献はラットを用いてIFPの拘縮について書かれた文献です。



松崎太郎:ラット膝関節拘縮モデルにおける膝蓋下脂肪体の病理学的変化.石川県理学療法学雑誌12(1):11-14,2012


研究モデルは制約を加えずに飼育した正常群、2週間関節を固定した後に2週間自由飼育を行った再可動群、2週間関節固定を行い不動化した固定群の3群に分けられたラットです。
これら3群のIFPを顕微鏡で観察しています。
それぞれの群のIFPの面積をみていくと、正常群1124.9 ± 290.9 um²、固定群で756.7 ± 273.9 um² 、再可動群で637.3 ± 249.2 um²という結果になりました。
顕微鏡で観察していくと固定群、再可動群では脂肪細胞が萎縮しており、再可動群においては脂肪細胞の萎縮に加えてコラーゲン線維の増加がみられたと報告しています。

今回の検討では可動域測定、運動療法の介入がされていないため、可動域との関連、運動療法の有用性はわかりませんでした。しかし、今回の結果から1度拘縮したIFPは再度可動性をだしても正常な面積には戻らず、線維性の組織が増殖すること、2週間の不動でIFPが拘縮することが分かりました。
関節鏡をもちいた手術はIFPに侵襲が加わるため、拘縮が生じやすくなります。
IFPは侵害受容器が豊富な組織であるため、術後早期は炎症管理をし、早期より拘縮予防をしていく必要があると感じました。


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