2017年8月開催−第118回定例会− 「膝OAにおける歩行時痛の解釈」

講師:為澤一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年8月19日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:8月1日から開催2週間前まで



2017年3月31日金曜日

第18回宿泊技術研修会ご案内


【募集要項】

開催日時:平成29年6月10日(土)9:00 ~ 11日(日)15:10
参加人数:100名
会  場:希望荘  
     〒510-1251三重県三重郡菰野町湯の山
     Tel 0593(92)3181  http://www.kibousoh.or.jp/
研修会費:27,000円(研修費・宿泊費・懇親会費・朝食1食・昼食2食)
参加資格:2016年度整形外科リハビリテーション学会会員
募集期間:2016年4月1日~4月30日
申込方法:申込期間前より学会HP(http://www.seikeireha.com/)にて掲載します。
B検定について:実施されます

【研修内容】

平成29年6月10日(土)
《GradeB対象講義》
改定第2版関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーションを教科書として使用します。各自ご持参下さい。

 9:00~11:00 症例に応じたStooping exerciseのコツ 
        運動器機能解剖学研究所 岸田敏嗣先生

12:00~14:00 橈骨遠位端骨折に対する運動療法 
                            桑名西医療センター 松本正知先生

14:10~16:10 胸郭出口症候群に対する運動療法 
                            平針かとう整形外科 岡西尚人先生

16:20~18:20 前腕の付着部症に対する評価と治療 
          中部学院大学 鵜飼建志先生

《一般会員対象講義》
改定第2版運動療法のための機能解剖学的触診技術を教科書として使用します。各自ご持参下さい。

 9:00~11:00 二日目につながる触診技術(肩関節)
        栗東診療所 細居雅敏先生
12:00~15:00 二日目につながる触診技術(腰部)    
                            松坂中央総合病院 熊谷匡晃先生
       いまむら整形外科 山本紘之先生

15:10~18:10 二日目につながる触診技術(足関節)
                            吉田整形外科病院 林優先生
         さとう整形外科 永田敏貢先生

平成29年6月11日(日)
《全受講者対象講義》
 9:00~10:40 仙腸関節障害(姿勢、鑑別法まで) 
        吉田整形外科病院 中宿伸哉先生

10:50~12:30 肩関節後下方組織の拘縮除去 
                            運動器機能解剖学研究所 林 典雄先生

13:20~15:00 足関節前方組織の拘縮除去 
       土浦協同病院 村野勇先生
【申込に際しての注意事項】
①第18回宿泊技術研修会の申込フォームから申し込みください。
②パソコンからの申し込みをお願いします。携帯電話からはご遠慮ください。
③必ず個人のメールアドレスでお一人ずつお申し込みください。
④参加の可否は先着順で決定させていただきます。
⑤入金後のキャンセルにつきましては、当学会および宿泊施設のキャンセル料の規定に基づき手続きを行います。ただし、振込手数料は参加者負担とさせていただきます。
⑥申込者が諸事情により参加不可能となった場合は代理者の参加を認めます。その際には事務局までご連絡下さい。
⑦B検定は先着8名とさせていただきます。希望者多数の場合は、人材育成委員会と協議の結果決定させていただきます。
⑧「GradeB対象」については、申込者が対象となります

宿泊研修の参加を希望される方は、登録フォームに必要事項を記入し、その後5月8日までに入金【※1】を行ってください。その後、必要事項を記載して事務局に入金連絡メールを送ってください【※2】。入金を確認でき次第、申し込み完了通知メールを送ります。メールを受け取って初めて申し込み完了となります。

5月8日までに入金されなかった場合、キャンセルとなります。
(振り込まれない場合は、連絡なしにキャンセル扱いとさせていただきます。)

<注1>申し込みと、振込み、振込みメールなどは全てお一人ずつ行ってください。
<注2> 入金メール送信後、7日が経過しても申し込み完了通知メールが届かない場合、どこかで不手際のある可能性があります。お手数ですが確認のメールをお願い致します。

【※1 口座情報】
こちらからのメールに記載しております。 
※入金の際、可能であれば名義を、【整形外科リハビリテーション学会番号 氏名】としてください。

【※2 メール必要事項】
①会員番号、②氏名、③入金日

ご不明な点がございましたら、宿泊技術研修事務局アドレスseikeireha.otomari1@gmail.comまでご連絡ください。
宿泊研修事務局:国際医学技術専門学校 篠田光俊

参加申込は整形外科リハビリテーション学会全国研修会申込専用ページより

2017年3月26日日曜日

第115回京都支部定例会報告

昨日、第115回京都支部定例会を行いました。
今回は京都下鴨病院の為沢一弘先生に「股関節鏡手術の実際」についてレクチャーしていただきました。





股関節唇や関節鏡手術の侵襲組織についての解剖などの基本的な内容から、整形外科テストや運動療法などの臨床的なお話もお聞きすることができました。
また、レクチャーの中では為沢先生が股関節学会で発表された内容もお聞きすることができ、興味かかったです。
実技のレクチャーでは小殿筋の触診を行いました。
表層にある中殿筋と深層にある小殿筋を触り分けできるように朝の時間を使って練習していきたいと思います。


次回の定例会は5月27日です。
京都下鴨病院の中井亮佑による肩関節疾患に対する評価と治療1「腱板断裂に対する保存療法の可能性」です。
定員24名で、お申し込みは5月1日より先着順になりますでのお早めにお申し込みください。

4月22日に整形外科リハビリテーション学会主催の特別講演が名古屋国際会議場で行われます。詳細はhttp://www.seikeireha.com

4月29日にはメディカルスタッフのための股関節鏡セミナーが京都で行われます。
こちらは事前申し込みをお勧めします。当日参加も可能ですが、定員に達した場合締め切らせていただくことがございますので、お早めにお申し込みをお願いします。
詳細はhttps://hasms.jimdo.com



2017年3月23日木曜日

【文献紹介】投球動作と肩関節包の厚みおよび弾性の関係について

 本日は、大学野球選手における肩関節後下方関節包の厚みと弾性の関係について報告されている論文を紹介します。

 
武長徹也ら:大学野球選手における肩関節後下方関節包の厚みと弾性.肩関節 39 proceesing8972015

 ヒトの身体はメカニカルストレスによって組織形態が変化します。その中でもオーバーヘッドスポーツによる肩関節の軟部組織の変化は特徴的です。オーバーヘッドスポーツをするアスリートの肩関節は後下方組織の柔軟性が低下しているとされています。
 本研究の対象はオーバーヘッドスポーツを行う健常な大学野球選手です。方法は超音波診断装置を用いて小円筋の深層に存在する肩関節後下方関節包の厚みと弾性を計測されています。
 非投球側に比べ投球側の肩関節後下方関節包の厚みと弾性は有意に高値を示したとされています。
 同筆者の別の報告になりますが、棘下筋の深層に位置する肩関節後方関節包に関しても同じ結果であったようです。
 このことから、投球動作によって肩関節の後方から後下方の軟部組織は、障害の有無に関わらずメカニカルストレスを受けていることがわかります。肩関節の後下方組織の柔軟性の低下のみでは投球障害に繋がらない可能性がうかがえ、他の要因との関連に目を向ける必要があると思いました。


投稿者:中井亮佑

【京都支部定例会のお知らせ】
3月の定例会より定員を先着24名での開催予定です。
参加申込を受け付けておりますので、以下よりお申込ください。
申込フォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/f8e2b38d114071

2017年3月18日土曜日

【文献紹介】等張性収縮における小殿筋の筋活動について

今回、紹介する文献は等張性収縮における小殿筋筋活動と中殿筋筋活動の比較についてです。



室伏祐介ら:等張性収縮における小殿筋筋活動と中殿筋筋活動の比較 理学療法科学31(4)597-600,2016


 小殿筋は股関節深層に位置しており、関節の安定性に関与しています。日常生活動作の中では片脚立位や歩行後に中殿筋よりも小殿筋の方が高い筋活動を認めたという報告も散見されます。その小殿筋の筋力強化に関しては等尺性外転運動において股関節伸展10°と外転20°での低負荷運動により小殿筋の収縮率が高いと過去に報告がありますが、今回の文献では等張性運動における小殿筋の筋活動に着目されています。
 対象は健常成人14名(平均年齢24.4歳)であり、方法としては小殿筋と中殿筋にワイヤ電極を留置した状態で側臥位にて股関節外転0°から20°までの運動を5回実施しています。負荷量の設定には最大筋力の20%40%、60%で計測しています。
 結果は負荷量20%と60%で小殿筋の方が有意に筋活動量が高く、特に負荷量20%で筋活動量が高くなったと報告しています。低負荷での等張性外転運動で小殿筋の筋活動量が高くなった理由としては、小殿筋の作用でもある骨頭を求心位に保持する働きが関わっていると考察されています。
 今回の報告から動作における小殿筋の働きを向上させるためには等尺性運動だけではなく、関節運動を伴う等張性運動において低負荷で行うことの重要性を確認できました。


投稿者:服部隼人

2017年3月16日木曜日

【文献紹介】肩甲下筋断裂における画像所見について

 本日は、肩甲下筋腱断裂における画像所見について報告された論文を紹介します。  

松尾洋司ら:結節間溝内水腫と肩甲下筋腱断裂との関連. 肩関節38(2):613-616,2014

 臨床において、画像から病態を推測することは理学療法を進める上で重要なスキルかと思います。例えば、肩関節のMRIは腱板断裂や関節唇損傷の診断に有効であるとされています。その中でも肩甲下筋腱(以下:SSc)の正確な画像診断は難しいとされており、画像において断裂を認めていなくても鏡視下では断裂が確認される事もあるようです。
 本論文はSScの断裂を認める場合、画像にはどのように表れる可能性があるのかについて結節間溝の水腫を中心に着目し報告されています。方法は画像所見と鏡視下でのSScの所見を比較し検討されています。
 画像にてSScの断裂像、結節間溝の水腫、Superior SSc recess fluid(SScの前上方にあり関節上腕靭帯周辺にあるスペースの高輝度変化)、LHBの(亜)脱臼のいずれかを認めた症例の多くは、SScが断裂していたとされています。しかし、SScが断裂していなくても、結節間溝の水腫やSuperior SSc recess fluidを認めていた症例も見られたようです。このことから、画像にてSScの断裂像やLHBの脱臼を認めた場合は実際に断裂していることが考えられます。しかし、結節間溝の水腫やSuperior SSc recess fluidのみの所見では必ずしもSSc腱が断裂しているとは限らないことがわかります。  
 この論文から、複数の所見が揃うと診断の正確性が増すことがわかりました。同じ画像からひとつでも多くの所見を見つけられるように画像を診る練習をしていきたいと思います。

 投稿者:中井亮佑

【京都支部定例会のお知らせ】
3月の定例会より定員を先着24名での開催予定です。
参加申込を受け付けておりますので、以下よりお申込ください。
申込フォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/f8e2b38d114071

整形外科リハビリテーション学会主催特別講演会ご案内


【整形外科リハビリテーション学会主催特別講演会ご案内】
>>特別講演
「アスリートの股関節障害:パトリックテストの意義を考える」
講師:加谷光規 先生(羊ヶ丘病院 股関節外科部長)

>>講演1
「FAIの股関節鏡術後リハビリテーション」
講師:小野志操 先生(京都下鴨病院 理学療法部主任)
>>日程 平成29年4月22日(土)
>>会場 名古屋国際会議場 国際会議室
    名古屋市熱田区熱田西町1番1号
    アクセス http://www.nagoya-congress-center.jp/access/
>>参加費 会員 2,000円、非会員 5,000円
     (学生 会員 無料、非会員 2,000円)
※事前登録不要です。
※講演会終了後に懇親会を開催します。(参加費別途)

<プログラム>
15:00 受付開始
16:00 開会の辞 浅野昭裕 先生(整形外科リハビリテーション学会代表理事)
16:05-17:05 講演1
17:15-18:15 特別講演

詳細は整形外科リハビリテーション学会website
http://www.seikeireha.com

毎年恒例の整形外科リハビリテーション学会特別講演会が開催されます。今年は股関節のエキスパート、加谷光規先生をお迎えしての講演会となります。加谷先生は札幌医科大学医学部をご卒業後、カナダのサニーブルックヘルスサイエンスセンターへPost-doctral Research Fellowとしてご留学後、札幌医科大学整形外科で臨床と研究を重ねられ股関節外科医として大変ご活躍をされておられる先生です。現在は羊ヶ丘病院 股関節外科部長として勤務されておられます。International Skeletal Society、International Reserch Society、International Society for Hip Arthroscopyをはじめ多くの国内外の多くの学会で精力的に研究成果をご発表されておられます。国際学会でAwardを受賞されるなど、世界の最先端でご活躍中の加谷先生のご講演をまじかに聴講できるまたとない機会です。ぜひ万障お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。

2017年3月13日月曜日

【文献紹介】膝窩筋の形態学的研究

本日紹介させていただく文献は屍体の膝窩筋を肉眼的に観察した文献です。

金子勝治:膝窩筋の形態学的研究.日本医科大学雑誌33(4):213-219,1966


対象は学生実習用屍体50体100膝です。検討項目はLCLの走行と膝窩筋腱の関係、LCLの起始と膝窩筋腱の位置関係、膝窩筋の形態、膝窩筋腱の分岐です。
これらの検討項目の中でLCLの走行と膝窩筋腱の関係について検討された項目に着目しました。

著者は膝窩筋の起始部について5つに分類しています。
Ⅰ:外側上顆から起るが、LCLと関係がない(62%)
Ⅱ:外側上顆とLCLから起こるもの(10%)
Ⅲ:LCLから起こるもの(7%)
Ⅳ:LCLと共に外側上顆から広く起こっているもの(12%)
Ⅴ:外側上顆と関節包から起こるもの(9%)

いくつかの解剖学書を見ても起始部の記載は書籍によって異なっていました。共通して記載されていたのは大腿骨外側上顆です。今回検討でも外側上顆から起始しているのが93%とほとんどが外側上顆から起始していることが確認できました。しかし、外側上顆以外の起始部については一致しておらず、個体差が見られれることが分かります。

Ⅴ型に分類した膝窩筋腱は、膝窩筋腱と同様の幅で関節包に付着しているものとされています。Ⅴ型以外に分類された膝窩筋すべてにおいても関節包への付着は認めていたものの、多少の線維であったと著者は述べています。
膝窩筋腱は関節包から起始していると思っていましたが、この論文の結果では関節包から起始しているのが9%と少ないことが分かりました。膝窩筋には関節包を引き出す作用があることは報告されていますが、実際には多少の線維がどのくらいなのか、Ⅴ型以外に分類されたものでも関節包を引き出すだけど結合があるのか疑問に思いました。
他論文ではどのように報告されているのかも調べてみたいと思います。また、機会があれば実際のご遺体で確認したいなと思いました。

投稿者:堀内奈緒美


2017年3月9日木曜日

【文献紹介】投球におけるPosterior Superior Glenoid Impingementの検討

 本日は、投球動作において起きるPosterior Superior Glenoid Impingementについて検討された文献を紹介します。
 山口晢ら:Posterior Superior Glenoid Impingementの検討.肩関節50(1)237-2402001

 投球障害肩の病態のひとつにPosterior Superior Glenoid Impingementがあり、Internal Impingementと呼ばれたりもします。この病態はオーバーヘッドスポーツを行う症例に見られることが多いです。疼痛は上腕骨頭と関節窩によって軟部組織が挟まれることで生じると知られています。
 本論文は鏡視中に上肢の牽引を外し、肩関節を他動的に外転・外旋にさせた時の動態を観察しています。対象は投球障害肩に対して鏡視下手術を行った症例です。
 結果は全例肩関節唇と腱板の関節面断裂があり、外転・外旋でImpingementを認めたとしています。
 この結果から、外転・外旋がPosterior Superior Glenoid Impingementの起こる動作であることがわかります。この運動は投球動作のCocking Phaseにあたります。投球障害肩症例の主訴が”Cocking Phaseにおける肩関節後方部痛であり、外転・外旋で再現される場合はPosterior Superior Glenoid Impingementを疑う必要があることがわかりました。
 投球障害肩症例には、このような肩関節の動態があることを考慮しながら病態の推論を立てたいと思います。また、このImpingementの背景は数多くの病態が隠されていると思いますので、丁寧に評価していきたいと思います。


投稿者:中井亮佑

【京都支部定例会のお知らせ】
3月の定例会より定員を先着24名での開催予定です。
3/25(土)の参加申込を開始していますので、以下よりお申込ください。
申し込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/f8e2b38d114071

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