COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2014年10月6日月曜日

Rectus femoris reflected headの解剖

今月の10月25日(土)は、整形外科リハビリテーション学会京滋支部(京都会場)です!!

今月は、小野志操先生によるFAIの運動療法についてのレクチャーと、その中でもPOINTとなってくる大腿直筋の触診を一志がレクチャーさせて頂きます。
そこで、今回は予習に大腿直筋の解剖を説明します。


大腿直筋は、起始部が二つに分かれており、直頭(Rectus femoris straight head)と反回頭(Rectus femoris reflected head)と呼ばれます。
上の図は、Rectus femoris reflected head の解剖です。寛骨臼縁上で腸骨大腿靭帯の上方から起こり股関節包前面の安定性に関わると言われています。


現在、当院(京都下鴨病院)では月に1回、産業医科大学若松病院 スポーツ関節鏡センターのから内田宗志先生が来られ、外来診察を行っています。このため、FAIの患者さんを担当する機会が増えています。
その中で、股関節の前部痛を訴える方が多くRectus femoris reflected headの拘縮により、痛みが出現している患者さんは少なくありません。

今回の、小野先生のレクチャーでは、そもそもFAIとはどういう病態なのか、Rectus femoris reflected headがどのように痛みの原因となっているか...などなど、様々な切り口でレクチャーして頂けるのではないでしょうか!!
そして、そこには確実に触診できる技術が必要なので、しっかり機能解剖を理解して触診レクチャーできるように頑張りたいと思います。

また、症例検討も募集していますのでお待ちしています!!
ぜひ、ご参加下さい☆

近江理学療法勉強会京滋支部(京都会場)

内容:第95回 定例会 大腿直筋の触診、FAIの運動療法

開催日:平成26年10月25日(土曜日)
時間:受付18時〜、開始18時30分、終了20時30分
会場:京都下鴨病院 2階 リハビリ室
講師:小野志操先生、一志有香先生

症例検討:「募集中」

参加費:会員無料、会員外500円


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