2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



2014年9月16日火曜日

膝蓋骨骨折手術と膝蓋骨低位との関連性


文献紹介

 
膝蓋骨骨折手術と膝蓋骨低位との関連性
東日本整災会誌・261号:2014.3 p15-20


本日は、膝蓋骨骨折手術と膝蓋骨低位との関連性について報告された、東日本整災会誌の文献紹介をします。
紹介させていただいた論文では、膝蓋骨骨折手術が膝蓋骨の高さに及ぼす影響について述べられています。膝蓋骨の高さについては、術後経過を追うにつれて低下する傾向にあるようですが、膝蓋骨の高さと膝屈曲可動域との相関性はあまりないみたいでした。

私自身、現在膝蓋骨骨折症例の患者さんを担当しています。この方は術後7週が経過し、膝の屈曲制限と、X線側面像より健側膝と比較して膝蓋骨低位を呈しています。また膝の屈曲角度の増大に伴い膝前面に疼痛を訴えられます。膝蓋骨下方への可動性も健側と比較して不良であることから、膝蓋下組織の拘縮が起きていると思われます。屈曲最終域で生じる疼痛の原因として、ring pin先端の軟部組織への刺激による疼痛も考えられるのですが、そのほか拘縮による軟部組織の伸張痛も生じていると考えられます。そこで、膝蓋下組織の拘縮を改善すべくリハビリを実施している最中です。

今までに膝蓋下組織の拘縮症例に対して、同部位にアプローチし屈曲角度の改善が得られた経験がありますが、現在担当している膝蓋骨骨折症例の患者さんには、膝蓋骨低位だからといって膝蓋下組織ばかりに固執せず、他の屈曲制限因子にもしっかりと目を向けて治療を行っていこうと思います。

投稿者:竹下真広

 




 

 
 

人気の投稿